【どこで反発する?】レンジのとらえ方&損切りの置き方

トレード記録

今回はEUR/USD短期のレンジ逆張りをしました。
レンジはトレード経験が少なくやや苦手なのですが、チャンスがあったので挑戦。

結果はあえなく損切りです。

しかし、自分のトレードルールは守れており、改善点も見つかりました。
戦略自体は悪くなかったのですが、レンジのとらえ方が少しまずかったように思います。

特に重要だと思ったのは、「レンジでは一番外に損切りを置けるようにする」ということです。

では、詳しく見ていきます。

戦略立て

通貨ペアはEUR/USD。
15分足のレンジで逆張りを仕掛けます。

  • 長期:4時間足
  • 中期:15分足
  • 短期:5分足

として、長期足から見ていきます。

【長期】4時間足:上昇トレンド

戻しの深い上昇トレンドです。

現在は黄色のラインの上昇チャネルの下限付近で、前回高値とも重なっています。
ここが上昇の押し目となるかもしれません。

【中期】15分足:レンジ

下降からレンジに移行しています。
オレンジ色のラインがレンジの上限&下限と見ています。

現在は下限付近で、ここからの反発を狙います。
利益確定はレンジの中央よりやや上のキリ番を想定。

エントリー

【短期】5分足:下降トレンド

レンジから下降トレンドに移行しています。

レンジの下限付近でダブルボトムを形成。
ネックライン上抜け&MA20上抜けしたところでエントリー。

エントリーと決済の設定は下記のとおり。

1.21869で20枚買い
損切り:-8 pips
利益確定:+13 pips
損益比率:1.625

結果

エントリー後は少しだけ上昇するも、下降を継続。
-8.1pips(-17,365円)で損切りとなりました。

振り返り

損切り後の値動きはこのとおり。
結果として、もう一つ下の黒色のラインのレンジ下限まで下降しました。

後から振り返っても、戦略立て~エントリーまでそんなに悪くはなかったと思います。

では、何が悪かったのか?
負けた理由を考察しました。

僕の考えでは負けた理由は下記の2つです。
特に理由②の考え方が大事かなと思います。

負けた理由①:三角持ち合いで見ている人が多かった?

僕はこのオレンジ色のラインでボックスレンジと見ていましたが、

こちらの三角持ち合いで見ていた人が多かったのかもしれません。

三角持ち合いの下抜けにより、売り圧力が強まって下がりやすくなったと考えることができます。

負けた理由②:レンジのとらえ方が悪かった?

僕はオレンジ色のラインをレンジ下限と見ていましたが、正解は黒色のラインでした。

とはいえ、エントリー前はオレンジ色~黒色までの間のどこで反発してもおかしくないという状況。

これに対応するには、レンジのとらえ方を変える必要があると思います。
具体的には、下記のとおりにするとよかったかもしれません。

  1. レンジの上限&下限は一番広く見ておく
  2. できるだけレンジの端まで引き付けてエントリー
  3. 端まで届かない場合でも、損切りをレンジの外に置く
  4. 損切りをレンジの外に置けない場合は、エントリーを見送る

今回でいえば、直近の値動きでの最安値は黒色のラインであるため、そこをレンジ下限と見ることができます。
そして、黒色のラインのさらに外側に損切りを設定。

このようにしておけば、おそらく損切りを回避でき、戦略通りのトレードができたでしょう。

まとめ

今回はやや苦手なレンジの逆張りに挑戦しました。
結果はあえなく損切りとうまくはいきませんでした。

しかし、自分のトレードルールは守ったうえでの負けなので、今後の改善につながる負け方ができたかなと思っています。

レンジでは一番外に損切りを置けるようにすることが重要ですね。
また、精神的にも落ち着いたまま冷静に判断できたと思います。

これを積み重ねて少しずつ自信をつけていきたいです。

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