昨日はGBP/JPYで4時間足の押し目買いにチャレンジしました。
先週からチャンスを窺っていたので満を辞してのトレード。
結果はギリギリ損切りにかかってしまう…。
その後の展開を見ると、相場の分析やシナリオにはおそらく問題がなさそうでした。
それだけに悔しい負けトレードですね。
特に悪かったのは最後のエントリーと損切りの設定だと思います。
戦略がよくても最後の詰めが悪いとこうなるという見本ですね。
では詳しく見ていきましょう。
戦略立て
【GBP/JPY 4時間足】
今回トレードしたGBP/JPYに関しては、以前から良い形だなーと思っていて入りどきを窺っていました。
トレード当日のツイッターでも、「押し目買いのチャンスはあるかも」と分析しています。
【今日の相場分析】
先週金曜の雇用統計は結果が悪く、ドルが売られましたね。
木曜に買われて金曜でほぼ戻した形。1時間足はよくわからない形のチャートが多いと感じます。
4時間足は押し目になりそうなペアもあるのでチャンスはありそう。EUR/JPY
GBP/JPY
GBP/AUD辺りが狙いめか?#fx pic.twitter.com/obyHqBaIR0
— ぞの@FX (@zono_fx) June 7, 2021
そしてMA100まで落ちてきたところで、「これは押し目になりそう」と判断。
別の時間足もチェックします。
長期:週足、日足
週足の相場はレンジから上昇トレンドへの転換です。
現在値は過去の高値付近で、ここがレジスタンスとなって下降に転じる可能性もあるなという感じ。
しかし直近の値動きの勢いは強く、各MAや雲の形も良いためここは問題ないと判断。
ただし決済は引き伸ばさず、手堅いところで利益確定した方がいいでしょう。
日足は勢いのある上昇トレンドですね。
日足レベルでは邪魔になる抵抗帯もありません。
現在の押し目がMA20と重なり、押し目買いの好材料ですね。
(日足のMA20=4時間足のMA120なので、両者が近い位置に来るのは当たり前ですが…)
中期:4時間足、1時間足
今回の基準足です。
4時間足は押しの深い上昇トレンド。
MA100からの押し目買いを狙います。
前回の安値でMA100がやや意識されているか。
現在値はMA100までしっかり戻しが入ったところ。
前回の高値とも重なり、有力な押し目買いポイントになりますね。
1時間足はなんとも微妙な相場ですが、下降気味のレンジと判断しました。
直近のMAと雲は下降トレンドの始まり部分に見えなくもない…。
今回のトレードでやや懸念材料となる時間足。
ただ、レンジのレジサポラインを引いてみると、今回狙う押し目はレンジの下限と重なりここから反発が見込めそうです。
なので押し目から1時間足のレンジ上限までであれば取れる可能性が高いと考えました。
以上、今回の戦略をまとめると下記のとおりです。
- 週足:レンジから上昇トレンドへの転換。過去の高値がレジスタンスラインとなり反発の可能性はあるが、上昇の勢いを考えて問題ないと判断。ただし決済は手堅く。
- 日足:勢いのある上昇トレンド。日足のMA20での押し目買いポイントでもあるためこれも若干好材料。
- 4時間足:今回の基準足。押しの深い上昇トレンド。MA100はやや意識されているか。現在値は前回の高値と重なり、良い押し目買いポイント。
- 1時間足:下降気味のレンジ。決済をレンジ上限とすればリスクは抑えられるか。
エントリー
エントリーは15分足でタイミングを取りました。
4時間足のMA100を15pips程度割り込んでしまい、見送るか悩みながらのエントリー。
しかしトリプルボトムを形成し、そのネックラインを抜けたところで反発の勢いが出たと判断してエントリー。
エントリー内容は下記の通りです。
- 155.700で20枚 買い
- 損切りは−20pips(4時間足MA100の少し下)
- 利益確定は+70pips(1時間レンジ上限を目安)
- 損益比率は1:3.5
結果
エントリーして約2時間後、ギリギリ損切りにかかり-20pips(-40,000円)です。
その後はゆっくりですが上昇。
なので相場の見立ては悪くなかったように思います。
振り返り
最も悪かったのは「迷いながらエントリーした」ことだと思いました。
結果、中途半端に高いところでエントリーしてしまい、損切りを適切なところに置けませんでした。
できればMA100ではなく、トリプルボトムの下に置きたかった。
エントリーを迷った理由は下記の2つが気になってしまったからです。
- エントリー部分で4時間足MA100を15pips程度割り込んでいた
- 1時間足が下降気味のレンジだった
①エントリー部分で4時間足MA100を15pips程度割り込んでいた
根拠としたMAを割り込んだので、エントリーを見送るか悩んだということですね。
割り込んでも反発することはあるので、押し目付近で反発のチャートパターンが明確に見られたならエントリーでいいのかなと思います。
ただ怪しければ見送るのももちろんOKだと思います。
②1時間足が下降気味のレンジだった
これはそもそも相場の分析が正しくないのでは?と疑問を持ってしまったということです。
全然勝てていないので仕方ないといえばそうかもしれません。
これは割り切るしかないですね。
負けたら負けたで反省して今後の分析に生かす!と切り替える。
あるいは悩むようなわからない相場であれば見送るかですね。
まとめ
今回はエントリー時に迷いが生じた結果ミスしてしまった事例となりました。
相場の分析やシナリオには問題なかっただけにかなり悔しい結果となりました。
早く成功トレードの記事を書けるように頑張りたいと思います!
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