今回はユーロ円の1時間足でブレイクアウト手法を使ってトレードしました。
損切りを建値に移動したあとすぐ引っかかり、プラマイ0で終わってしまいました。
全体的な戦略立ては問題なかったと思いますが、損切りの移動やエントリータイミングに改善が必要と考えられます。
戦略立て
長期足:日足チャート
こちらはユーロ円の日足チャートです。
わかりやすい上昇トレンドを発見。
キレイなチャネルラインが引けました。
チャネルの下から買うか、上から売れば利益が出そうです。
中期足:1時間足チャート
こちらは1時間足のチャートです。
日足のチャネル上限でダブルトップを作ったあと、MA100を下に抜けています。
どちらも転換のサインですね。
ダブルトップの右側が少し低くなっていることからも、売り勢力がやや強いことがうかがえます。
MA100を下に抜けたあとは売り買いが拮抗して小さなレンジを作っています。
レンジの中の値動きは無視して、これを下にブレイクアウトしたところの131.400付近で売りエントリーしたいと思います。
レンジを下に抜けたあとはダブルトップのネックラインが抵抗帯になりそう。
それを抜ければ抵抗はないのでかなり利益が見込めそうですね。
損切りは小さいレンジ上限の131.650付近に設定しようと思います。
利益確定は過去の高値があり、キリ番でもある131.000に設定。
損益比率はおよそ1:1.5は確保できており理想的ですね。
勢いがあれば次の抵抗帯の130.600まで伸ばしたいと思います。
逆に、レンジを上にブレイクアウトしたときは買いでエントリーしようと思います。
この場合は、日足のチャネル上限が近いのですぐに利益確定した方が良さそうです。
また、日足レベルではキレイな上昇トレンドであるため、いつ下降から上昇に反転するかわかりません。
なので、売りでエントリーした場合もあまり欲張らないように注意します。
今回の戦略をまとめると下記のとおりです。
戦略まとめ
- 長期:日足はきれいな上昇トレンド。現在はチャネル上限付近。
- 中期:1時間足でダブルトップを形成→MA100下抜け→レンジ形成。
- 短期:5分足でタイミングをはかる。
- エントリー:1時間足のレンジのブレイクアウト
- 損切り:レンジ上限の131.650付近
- 利食い:①前回高値かつキリ番の131.000、②伸びれば130.600
- 損益比率:1:1.5以上
エントリー
こちらは5分足チャートです。
レンジを下抜けたことを確認して、成行注文で131.412で30枚売りエントリー。
損切りは131.662に設定。-25pips(-75,000円)まで損失を許容します。
利益確定は131.000に設定。+41.2pips(+123,600円)を確保。
結果
こちらはエントリー後の5分足チャートです。
レンジ下限まで試しが入って含み損を抱えてしまいました。
しかしその後は20pipsほど急落。
急落後は損切りを建値まで下げました。
これで最悪でもプラマイ0です。
しかし、こちらの5分足チャートのように、その後の戻しで損切りにかかってしまいました。
どうやら4時間足のMA50が抵抗となって戻したようです。
過去の値動きに抵抗帯がなかったので損切り位置を移動させたのですが、早すぎました。
多少の逆行には耐えられるようにすべきですね。
振り返り
反省①:損切りを建値へ変更するのが早すぎた
多少の逆行があっても耐えられるようにしないといけないと思いました。
具体的には、基準とした足で調整波が形成されたあと、新たな推進波が発生するまで損切りは変更しないのがよいと思います。
その分損失のリスクは高まりますが、エントリーの根拠が強ければ問題ないはず。
反省②:エントリーは早すぎたかもしれない
利益を逃したくない気持ちが出てしまいました。
ブレイクアウトしてすぐエントリーするのではなく、試しを待って騙しを回避できるようにした方が無難だったと思います。
今回のトレードでは騙しはなかったものの、試しが入っている間は含み損を抱えてしまいました。
安定して稼げるまでは「試しを待つ」ことを意識したいです。
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