2022年9月19日~2022年9月23日のチャート分析です。
今週は日銀に振り回される相場展開となりました。
特に為替介入があった木曜日には500pipsも下落して大荒れ…
結果、ポジポジしてしまい損失が残ってしまいました。
ただ、きっちりやるべきことだけやれていれば利益を残せたと思っています。
では、今週のチャート分析をまとまて行きます。
週初めのチャート分析
日足:
1998年高値付近、145円で反発。
上昇チャネルの上端付近。
4時間足:
先週、先々週ともに長い上ヒゲとなっていて、上値の重さがロウソク足に表れている。
直近は売り買いの攻防で小さなレンジを形成中。
シナリオ①:
レンジを上抜ければ先週の高値までロング
先週高値も上抜ければ日足上昇チャネルの上端までロング
シナリオ②:
レンジ上抜けるも先週高値で反発した場合はもみ合いが続きそう。
シナリオ③:
レンジを下抜ければ先週安値までショート。
小さなレンジを足場にしてさらに戻り売りも検討。
木曜日の早朝と夜に重要指標が集中しているので、
それまで様子見で動かない可能性も想定しておく。
今週の値動き&トレード
月曜日:
祝日のためノートレード。
シンプルに小さなレンジの逆張りを狙えたか。
火曜日:
安値を切り上げて上昇し、高値ブロックを形成。
1時間足では切り下げラインを上抜けているが、先週木曜日からの日足のはらみは抜けておらず、いやらしい動き。
小さなレンジの高値ブロックで何度もポジションをとって損失。
水曜日:
小さなレンジの高値を超え出したところでポジポジしてしまい損失。
上値が重いことで緩やかなわかりづらい上昇の仕方になったか。
木曜日:
日銀による緩和継続の発表で200pips上昇。
その後、為替介入によるドル売り・円買いで500pips急落というとんでもない相場。
今週の値動きは先週高値をローソク足実体で越えておらず、また先々週安値も超えていない。
つまりファンダで動いてテクニカルで止まるという原則にならっている。
トレードとしてはボラの大きさに惑わされてポジポジしていしまい損失。
冷静な判断ができなくなっていた。
金曜日:
祝日のためノートレード。
今週の振り返り
今週はファンダメンタルの影響で異常な値動きになりました。
でも、冷静に対応できていればテクニカルでとれる部分もあったのかなと思います。
今週の値動きとしては、先週高値への試し(シナリオ②)が入った後、先週安値へ到達(シナリオ③)という流れです。
つまり、週始まりの時点で考えていたシナリオに近い動きにはなっているのです。
なので、シナリオの動きをもっと意識できていれば、損失は避けられたかもしれません。
今後の改善点としては下記のような感じかなと思います。
わかりやすいだけトレードする
今週は上値が重い状況での上昇だったので、わかりにくい値動きになっていました。
日足や4時間足のローソク足はヒゲが長く、実態が短い傾向があります。
こういったわかりにくい相場でのトレードをしないようにするだけでも損失が減りそうです。
週足の4本値を意識する
今週は特に顕著でしたが、週足の4本値(高値・安値・始値・終値)が意識されていたように思います。
ファンダで動いて、週足の4本値で止まる、という動きでした。
今週に限らず、普段のトレードからもっと意識していかないといけないと思います。
小さなレンジの中でトレードしない
具体的には50pips未満の値幅しかないレンジには手を出さないようにします。
レンジで端から端まで基本的に難しいため、取れてもレンジの値幅の半分程度でしょう。
それを踏まえると、50pips未満のレンジで取れる利益はとても限定的であることがわかります。
なんにしてもやり方を変えていかにとダメですね…
このままではいつまでたっても勝てるようになりません。
上位足の優位性をしっかり観て、冷静なトレードができるようになりたいです。
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