【週トレード記録#1】相場動かずほぼノートレード

20210828USDJPYH1i
トレード記録

2021/8/23~2021/8/27の週トレード記録です。
今回はUSDJPYのみ監視しました。

今週は27日金曜日のFRB議長の発言の注目が高く、様子見モードが続きました。
結果、先週高値と終値にはらまれたままとなり、値幅の小さいレンジ相場になりました。

こういった相場では利益が乗りにくいため無理に入らないことが大切です。
僕は今週ほぼノートレードで終わってしまいましたが、問題ないでしょう。

今週の見通し

【D1】

20210823USDJPYDaily

6月陽線がはらみ足になっており、その後はレンジが継続中。
7月陰線の戻り売りと7月安値からの買いで攻防している。

【H4】

20210823USDJPYH4i

8日の大陰線がそれまでの上昇トレンドの押し目を崩す起点になっている。
ここを強者の値と考えた。

また、7月第4週の週足陽線がはらみ足となってレンジを形成。
このはらみ足の高安で攻防が起こっていると見立てた。
この高安を上下どちらかに突破しない限り大きくは動かない。

トレーディングレンジは下記のとおりに設定。

上段(赤):はらみ足の高値~8月の高値(110.6~111.6)
中段(紫):はらみ足の高安(109.0~110.6)
下段(青):5月安値~はらみ足の安値(108.5~109.0)

シナリオは下記のとおり想定。

買い戦略
A:押し目買いを狙える。
B:ラスト高値を抜けられない場合も再び買われて小さいレンジになる可能性もある。
売り戦略
C:ダブルトップになれば売り。トレーディングレンジ中段の下限を目安にショートを狙える。
D:押し目失敗がすれば売り。いかにも押し目買いされそうな場面なので、逆に失敗したときはその損切りで素早く動きそう。

各曜日のトレード内容

月曜日

【H1】

20210823USDJPYH1i

4時間足上昇波の押し目を形成中。
フラッグのようにも見える。
このブロックを上下どちらかに抜ければ動きそう。

買い戦略
aのように押し目買いが成功すれば買い。
下位足で売りの弱さを見つけて、できればフラッグの中から買いたい。
Nゾーンでの反発に注意して、抜けそうならホールド。
売り戦略
bのようなNゾーンからの反発狙いの売り。
cのようにフラッグを下抜けたら売り。
ただし109.5へのスパイクのあと上昇に転じる動きに注意。
買いが弱ければフラッグの中からの売りを狙う。

【M15】

20210823USDJPYM15i

結果:ノートレード
実際の値動きはシナリオbのような値動きになった。
先週高値を試して戻る行って来いの形。

日足はこま足となり、結果的にはトレードに適さない日となった。
押し目ブロックから上昇するも、先週高値を抜けられずその後急落。

図のような上昇第3波を狙っていたが、白〇の押し目をつける動きが早く、またもっと深く押すかも?と考えていたため入れなかった。
またその後の急落もとれなかった。

火曜日

【H1】

20210824USDJPYH1i

H4の片波(黄)の中の、H1の片波(橙)の中にいる状態。
波が小さくなっていることを意識する。

H1の片波(橙)の値幅は70pipsあるため、レンジの内張りはまだ狙える。
ただし三角保ち合いへの移行した場合は値幅がさらに小さくなる。
値幅がなければ入らないように注意。

買い戦略
H1の片波(橙)の下限からの反発で買い
H1の片波(橙)の上限抜けたら買い
H4の片波(黄)の下限からの反発で買い
売り戦略
H1の片波(橙)の上限からの反発で売り
H1の片波(橙)の下限抜けたら売り
H4の片波(黄)の上限からの反発で売り

【M15】

20210824USDJPYM15i

結果:ノートレード
月曜日に続いて日足はこま足。

①の切り下げライン抜けの戻り売りなど打ちたくなるが、レンジの中央部であるため望ましくない。
またラストの安値まで15pips程度と逃げれるギリギリの値幅といったところ。

今回は日足下ひげ部分が伸びているが、この戻り売りはスキャルの領域と思う。
狙うべきは②や③でのレンジの内張りだが値動きがスパイク気味で入れなかった。
余計な値動きは完全に無視してレンジの節目にのみ意識を向けていれば入れたかもしれない。

水曜日

【H1】

20210825USDJPYH1i

現在もH4の片波(黄)の中の、H1の片波(橙)の中。
火曜日と全く同じ戦略で問題なし。
つまりレンジの内張り&レンジブレイク。

波が小さくなっている状態であることを常に意識する。
こういった場面では切り上げ・切り下げラインは無限に引けるので注意。

【M15】

20210825USDJPYM15i

結果:ノートレード
火曜日にH1の片波(橙)の下限へダブルボトムをつけたあと上昇。
④切り下げライン抜けで火曜日高値まで狙えたが入れず。

その後H1の片波(橙)の戻り売りと押し目買いが⑤のブロックで攻防。
買いが勝ったところでロングできていればH1の片波(橙)の上限まで狙えた。

木曜日

【H1】

20210826USDJPYH1i

H4の片波(黄)の中の、H1の片波(橙)の中の高値付近。
H1の片波(橙)の上限に届かず高値が少し下がってきていることから、やや買いが弱いように見える。

すでに水曜日高値への試しが入っておりダブルトップの形。
買いポジ・売りポジともに溜まっていそう。
ダブルトップ崩れに注意する。

買い戦略
シナリオaのようなダブルトップ崩れによる損切りを巻き込んだ上昇を狙う。
110.15付近が損切りが置かれるラインか。
Nゾーン110.40付近までは狙えそう。
H1の片波(橙)の上限へスパイクしたあと再び下落する動きに警戒。
売り戦略
シナリオbのようなダブルトップからの下降波を狙う。
天井部の中から入れれば第1波を狙う。
入れなければ第3波を狙う。

【M15】

20210826USDJPYM15i

結果:建値撤退
欧州初動でシナリオbの動きを待っていたが、ダブルトップが崩れて上昇。
H1の片波(橙)の上限まで到達。

そのあと(橙)の上限からの急反発で戻す動きを狙って⑥のブロック抜けでショートしたが建値撤退。
米指標でも高値を抜けず、その後はどっちつかずの動きとなった。

金曜日

【H1】

20210827USDJPYH1i

現在はH1の片波(橙)のはらみ上限付近。
今夜にテーパリングに関する重要な会合があるため様子見ムード続くか。

買い戦略
シナリオaのように(橙)のはらみ上限を抜ければ、(黄)のはらみ上限を目指して押し目買いを狙う。
売り戦略
シナリオbのようにダブルトップまたは三尊の形で下がれば売りを狙う。
シナリオcのように押し目が崩れれば、ラスト押し安値抜けで売り。

【M15】

20210827USDJPYM15i

結果:微益
欧州時間に押し目買いされ(橙)のはらみ上限まで上昇。
そのあとパウエルFRB議長の発言で急落。

シナリオbのようにダブルトップとなった。
⑦でショートを打っていたが値動きが激しく、ビビって微益決済。

今週の総括

20210828USDJPYH1i

最終的に(黄)のはらみも(橙)のはらみも抜けられず、レンジが継続し難しい相場と感じた。
レンジ中央のネックラインに気づけていればトレードがやりやすかった。

一番おいしいのは水曜日の上昇。
逆三尊の右肩からのロングが狙い目だった。

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