こんにちは。
ぞのです。
ここ最近は中期足の相場がわかりずらく、なかなかきれいなトレンドが見つかりませんでした。
そこで長期足に目を向けるとクロス円がなかなかいい形。
その中でも特に形の良かった日足のEUR/JPYで押し目買いにチャレンジしました。
こちらがエントリー前のEUR/JPYの日足チャートです。
詳しくは下記の結果をご覧ください。
まずは今回の戦略を説明していきます。
戦略立て
EUR/JPY日足のMA20から押し目買いを狙います。
エントリータイミングを計る下位足は1時間足が適切でしょうか。
現在、1時間足は下降トレンドでの高値が抑えられている状況。
→なのでこの高値を上抜け&MA100上抜けしたタイミングでエントリーすると逆行のリスクを最小限にできると思います。
では上位足から順番にほかの時間足もチェックしていきましょう。
上位足:月足、週足
【EUR/JPY月足】
レンジ相場
過去の高値を結んだ斜めラインを上抜けしたところで上方向に勢いが出ています。
【EUR/JPY週足】
下降から上昇トレンド
ダブルボトムを形成した後MA100を上抜けて、月足と同様上方向に勢いが出ています。
前回高値まで300pips程度あり、伸びしろは十分。
基準足:日足
【EUR/JPY日足】
勢いのある上昇トレンド。
現在はMA20まで戻してきたところ。
ここは過去の高値と重なり、抵抗として機能する可能性が高い。
下位足:4時間足、1時間足
【EUR/JPY4時間足】
勢いが弱くなってきた上昇トレンド。
戻しが強く、MA100を下抜けてしまっている。
しかし前回安値は割っておらず、ダウ理論的にはまだ上目線と考えられる。
逆に前回安値を割るとダウ理論的に下目線となり下がる可能性が高いか。
【EUR/JPY1時間足】
勢いが弱くなってきた下降トレンド。
MA20に沿って下降したあと、逆三尊を形成。
しかしネックラインを上抜けないまま、MA100に向けて戻しが入っている。
ネックラインが高値となって抑えられており、ここが重要な節目になると考えられる。
以上、今回の戦略をまとめると下記のとおりです。
- 月足:レンジだが上方向に勢いアリ。上目線。
- 週足:下降から上昇トレンド。上目線
- 日足:勢いのある上昇トレンド。MA20からの上昇を狙う。
- 4時間足:勢いの弱くなってきた上昇トレンドだが、前回安値を割っておらずまだ上目線。
- 1時間足:勢いが弱くなってきた下降トレンドで、ネックラインを形成。この節目を上抜けると上方向に勢いが出そう。
エントリー
エントリーは1時間足でタイミングをとりました。
夕方ごろ、ネックライン上抜け&MA100上抜けしたところでエントリー!
損切りは逆三尊の下-55pipsに設置。
利益確定の第一目標は前回高値の+60pipsに設定。
損切りがやや遠いですが長期目線のため許容範囲と判断。
損益比率もギリ1以上を確保できています。
なお長期トレードで損切り幅が大きいため、ロット数は普段の半分としています。
- エントリー:133.410
- ロット:10枚(10万通貨単位)
- 損切り:132.860(-55 pips)
- 利益確定:134.010(+60 pips)
- 損益比率:約1.1
結果
こちらは翌日の昼頃の画像です。
エントリー後、いったんは微益になったものの高値が抑えられて下降に転じてしまいました。
そして-10 pips程度の含み損を抱えたままECBに突入…。
結果はこちら。
行って来い!!
そのまま上がるかと思いきやECB前の値まで戻ってしまいました…。
この記事を書いている現在(ECB翌日お昼ごろ)もポジション保有中です。
結果はまた追記していきます。
後日追記分
結果はこちらのツイートのとおり損切りとなりました。
-55 pips(-55,000円)です。
損切り後の値動きはこちらです。
そのままじわじわと下がっていきました。
途中からは日足のMA20も割ってしまっていたので上がる見込みも薄かったですが、自分のトレードルールを優先して、設定した損切りラインまで持ちました。
振り返り
重要な指標発表を控えた相場では、みんなが様子見になって膠着状態になるんだなーというのが実感できたトレードでした。
今回の戦略は長期目線のスイングトレードだったので、ECBが終わるまで待ってもよかったのかもしれません。
ただ今回は「相場分析→戦略立て→エントリー」まで、すべて自分のルール通りに実行できました。
これがFXで生き残るには大切だと思うので、勝ち負けによらず継続したいと思います。
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